院内感染対策
新型コロナウイルス感染症の対応について
当院では、常に院内感染対策を徹底しながら、歯科医療を提供しています。
新型コロナウイルス感染症への対応は、5類移行後も政府の方針に基づき実施しています。今後も皆さまに安心してご利用いただけるように取り組んで参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
歯科医院での感染対策について
歯科医院では、院内感染対策のためさまざまな設備を設置しております。一部ご紹介いたします。
ウイルス等を滅菌する空気清浄機(天井付け)を設置
院内のウイルス・ホコリ等を除去し、電気分解によるオゾンやマイナスイオンを発生させ、空気清浄を行っております。(殺菌に関する効果 試験方法:JIS-L-1902 試験結果:99.99%以上除去/ウイルスに対する効果 試験方法:TCID50法 試験結果:99.99%以上除去)
各診療台に口腔外バキュームを設置
歯を削ったり、歯石を取ったりする時に発生する、歯の削りカス、金属片、血液、唾液などの細かい粉塵や水分を防ぐ装置です。患者さんの健康を守るためのクリーンシステムです。ユニット(患者さんが座る椅子)4台全てに設置しています。
エアクリーナーを設置
ウイルス、バクテリア、埃を取り除き、オゾンマイナスイオンで空気の洗浄をおこなっています。
空気清浄機は、待合室にも設置しております。患者さんに、気持ちよく診察を受けていただくように、常に考えております。
歯科治療の受診ついて
歯科治療の緊急性については、患者さんお一人おひとりの状況によってことなります。
- 痛みや腫れなどを放置すると重症化や全身へ影響を及ぼすことがあります。
- 歯周病などの定期管理も全身状態に関係し、高齢者や特に在宅や介護施設での口腔衛生状態の低下で誤嚥性肺炎などが生じることが懸念されます。
- 義歯を装着せず、噛めない状況が続くことは、全身の健康を損ないます。
歯科治療の受診に関して、ご心配や疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。当院では、症状をお伺いして受診のタイミングをご案内しています。
口腔ケアの重要性
お口は、食事や呼吸といった生命にとって大切なものの入り口となる場所です。しかし、同時にウイルスや細菌といった身体にとって有害なものが侵入してくる場所でもあります。このときに、お口の中に歯周病などの問題があると、ウイルスによる感染症のリスクが高まることが分かっています。
例えば、歯周病菌は、インフルエンザウイルスの感染力を高めるとされています。これは、歯周病菌がウイルスによる粘膜への侵入を助ける酵素を出すためです。そのため、口腔内を清潔に保ち、細菌をできるだけ減らすことは予防につながります。日本歯科医師会でも、歯みがきがインフルエンザなどのウイルス感染症の予防に効果的であると発信しています。
当院でも、皆さまが口腔内を清潔に保ち、健康な毎日を過ごせるようサポートしたいと考えています。歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの症状だけでなく、予防や口腔ケアに関することもお気軽にご相談ください。